薬剤師 仕事

公務員薬剤師になるには

薬剤師として活躍する場は色々ありますが、
安定した職場を選ぶならやはり公務員と考えている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

 

特に最近は不況の波が押し寄せていますので、
薬剤師に限らず公務員を目指す方も以前より多くなってきています。

 

そこで、公務員薬剤師の仕事と給料についてご説明してみましょう。

 

まず、公務員薬剤師になるには、薬剤師の免許を取得していて、
地方公務員上級試験の「薬剤師区分」で受験し合格しなければなりません。

 

公務員薬剤師は公務員の中でも特別職なので、公務員の中の割合からすると約0.3%ほどです。
希望者が多いのに、この割合ですから、公務員薬剤師になるにはかなりの狭き門となります。
ですから、公立病院の薬剤師になるには激戦が予想されます。

 

公務員薬剤師の募集は都道府県は6月頃から、また他の自治体は7〜9月で、
それぞれ試験は21ヶ月後というケースが多く見られますが、
都道府県や政令都市、市町村で日程も異なりますので、事前に確認しておく必要があります。

 

また、公務員には年齢制限がありますので
自分が受験する地域の情報確認はしっかりしておきましょう。
試験内容は、一次試験(教養、専門)と二次試験(論文、面接)になります。

 

無事に合格すれば、都道府県や市町村、政令指定都市で採用されます。

 

ただ、公務員薬剤師になった場合、勤務地が選べないというデメリットがあります。
配属される部署は色々ありますので、必ずしも自分の希望する部署に
配属されるとは限りませんので、その点の覚悟はしておいた方がいいです。

 

 

公務員薬剤師の仕事について

 

公務員の薬剤師の仕事でまず浮ぶのは、公立病院などの調剤業務です。
しかし、公務員薬剤師の仕事はこればかりではありません。

 

病院以外にも各都道府県の薬務課、保健所、
調査・研究施設(消費生活技術センターなど)、上下水道局など色々あります。
また、薬剤師は、衛生系と化学系双方を学んでいるので配属される部署も多岐に渡ります。

 

大きく分けると、環境部局と衛生部局にわかれます。

 

例えば、環境部局での仕事は、大気汚染や水質汚濁の調査・検査・指導、
各種廃棄物の適正な処理の指導、環境保全対策などがあります。

 

衛生部局での仕事は、食品衛生や環境営業(公衆浴場・理美容院など)の調査・検査・指導、
医薬品製造業者や薬局の立ち入り検査や指導なども行います。

 

その他にも、治験の支援業務、行政研究機関での研究や試験検査などがあります。
都道府県によって業務内容に多少の違いもあり、中には看護学校で薬理講師をすることもあります。
異動が多いという特徴もあります。

 

 

公務員薬剤師の給料について

 

公務員薬剤師の年収は、医療職俸給表(二)の給与規定に準じています。
基本給とは別に各種手当(扶養手当、地域手当、住宅手当など)が加算され、
それにボーナスを加算した額が年収となります。

 

相場的には、平均年収が600万円となるでしょう。
厚生労働省の統計では、薬剤師の平均年収が530万円前後となっていますので、
公務員薬剤師の方が給与水準は高いと言えるでしょう。

 

とはいえ、若いうちは民間より低い部分はあるかもしれません。
しかし、民間と違って公務員は年々昇給しますので、
それなりの年齢になると民間を追い越します。

 

また、退職金も民間より高額で確実に貰える保証があります。
全ての面において、やはり公務員薬剤師は魅力的な職業だと言えるでしょう。

 

 

公務員薬剤師の人気について

 

人気がある背景には、公務員薬剤師になった方が
民間病院よりも確実にベースアップがあり、収入が安定していること

 

また、この不景気なご時世の中でもリストラもありませんし、
余程のことがない限り、公務員という身分の保証があること
就職希望者が後を絶たない要因の一つでしょう。

 

ただし、公務員薬剤師になるには、かなりの狭き門となりますので
民間の病院・調剤薬局などへの転職に変更される薬剤師の方も多いのが現状です。

 

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